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ダウンストップ

CASE STUDY

ダウンストップ

 

滑り止め繊維を編み込んだソックスを開発

滑り止め繊維を編み込んだソックスを開発

開発の背景

  • ダウンストップ糸は今から30年以上前に誕生
  • ビジネスソックスのズリ落ちを防止できないかというニーズがあった

戦略や工夫した点

  • 滑り止め後加工ではなく、ソックスの編立時に一緒に編み込む製法を開発
  • 滑りにくい機能を活かし、スポーツ用途や室内での転倒を防止できる製品を開発している

市場の反応

  • サポーター・おやすみソックス・スポーツソックス・介護施設ソックスなど多様な用途へ広がった
  • 年間5,000万円以上を売り上げ、スポーツメーカー、おやすみのスパッツを扱うブランド等からの引き合いが増えている

開発のきっかけ

開発のきっかけ

今から30年以上前にダウンストップ糸は誕生しました。『ビジネスソックスのズリ落ちをなんとか防止出来ないか』というニーズがダウンストップ糸の開発の経緯です。ズリ落ち解消の方法として、滑り止め後加工ではなく、ソックスの編立時に一緒に編み込む事が出来ないか、これが開発のスタート地点でした。滑り止め加工を後付けすると手間とコストが掛かりますが、編立時に肌側に編み込むことでズリ落ち防止とコスト削減を両立させました。元々ビジネスソックス用として開発された糸でしたが、今では『サポーター・おやすみソックス・スポーツソックス・介護施設でのソックス』と多様な用途へと広がり、デビューして30年以上が経過しておりますが、現在でも人気を博しております。

開発に際して苦労したこと

開発に際して苦労したこと

ソックスのハイゲージ編機に適した糸選定することや締め付けず、程良いグリップ力を実現させること、試着評価を幾度も重ねたことなどです。

今後の戦略・提案販促

今後の戦略・提案販促

糸番手(太さ)のラインナップを増やし、提案力の幅を広げる事によって、新しい商品提案に繋げて行きたいです。
例えば、スポーツ用途として靴の中で足が滑ることを防止できる機能を一層探求することや床との摩擦の度合いにより、年齢問わず、室内での転倒を防止できる製品を開発する(介護する側にも安心して使用頂ける商品開発)ことなど。サポーターではスポーツや医療分野への販促し、資材関連や作業手袋などの市場へのアプローチも試みたいと思います。今後市場のニーズをマーケティングし、マーケットインの商品提供を行ってまいります。

デビュー後の市場の反響

年間5,000万円以上を売り上げ、スポーツメーカー、おやすみのスパッツを扱うブランド等からの引き合いが増えてきています。

今後の目標など

資材関連のユーザーを開拓し、受注を増やしたいです。現在社内では営業開発室を増員、増強、強化中であり、素材開発強化の為に社員みんなでアイデアを出し合っています。今後はSDGsを意識した商品開発もどんどん進めてまいります。

CASE STUDY

提案事例

提案事例の一部をご紹介します。

その他提案事例