CASE

ChámU

茶の実オイルを使⽤した生地を開発

開発の背景

実家が茶畑を営む社員とお茶の成分を繊維に練り込んで何か作れないかという話がきっかけに
茶の実オイルを使用した商品は、繊維業界ではまだ大きく広がっていなかった
茶の実オイルの良い成分を活かし、美や健康をテーマにした新しい分野に挑戦したいと考えた

戦略や工夫した点

繊維部隊が新たに化粧品を扱うことが挑戦であった
ブランド立ち上げ時よりグローバル展開を目標としており、越境ビジネスの規制などをクリアするのに苦労した

市場の反応

DtoCを基本に、活用中国、台湾、シンガポール、香港などへ営業を開始
SNSにて２カ月で約500のフォロワー数を獲得。毎日更新しながら情報発信を継続中

開発のきっかけ

およそ2年前、静岡県掛川市出身で、実家で茶畑を持っている部員との昼食の際に、お茶の成分を繊維に練り込んで何か作れないかという話をしたことがきっかけでスタートしました。茶の実オイルを使用した商品は、繊維業界ではまだ大きく広がっていないということに加え、茶の実オイルの中には良い成分が含まれているので活用したいと思いました。また、美と健康をテーマとする中で、化粧品などの新しい分野にチャレンジしたいという思いもあり、商品化に至りました。

開発に際して苦労したことなど

繊維部隊が化粧品を扱うということに対して、様々なリスクがありました。その中で商品化することは、当部の業務分掌や中国への越境ビジネスの際の規制などを一つ一つクリアしていく必要があったので、その過程が大変でした。

商品のデビューの戦略・販促など

ライブコマースというトレンドを踏まえて、TikTokや他SNSを活用したライブ販売も実施していきたいと考えています。

市場への提案

ChámU立ち上げ時より、グローバルに展開することを目標としており、すでに中国をはじめ、台湾、シンガポール、香港などへ営業を開始しています。ダイレクトtoコンシューマー（DtoC）を基本とし、ECサイトにて販売を行っていきます。同サイトを通じて、中国以外の全世界の人が購入できるような仕組みにしています。また、中国では、日本のサイトへアクセスして商品を購入することが出来ないため、別戦略を検討しています。

デビュー後の市場の反響

SNSでの反響。２ヶ月で約500のフォロワー数を獲得し、現状お毎日更新中です。
2022年３月２～８日伊勢丹新宿本店でのポップアップを開催します。

今後の目標など

ChámUは、会社としてやるべきこと（サステナブルな社会への貢献）を具現化したブランドと考えています。自分たちが持っているリソースを駆使するとともに、環境配慮型素材を用いて、ファッション、機能性、SDGｓの3つ要素を兼ね備えたブランドにしていきたいです。お客様に喜んでもらえる、高付加価値の商品を手ごろな価格で提供することを目指しています。