新感覚の冷感効果がある生地を開発
開発のきっかけ
気候変動による気温上昇が続くなか、酷暑の中でもアウトドアやスポーツ等の様々な遊びを快適に楽しむために、お客様より冷感効果を持つアンダーウェアを作ってほしいという依頼をいただき、生地の開発を始めました。
開発に際して苦労したこと
市場には接触冷感効果のあるナイロン生地や、一般的な加工剤による冷感加工が施された商品が数多く流通していますが、本当に高い冷感効果が得られる商品は少ないのが現状です。
酷暑の中でも安全に楽しくアウトドアやスポーツなどを楽しめるような、より高い冷感効果を発揮する商品を開発するために検討を重ね、これまでにない新感覚の冷感加工剤を発見・開発するまでに苦労しました。
商品のデビュー戦略・販促
各メーカーとモニターの方々の協力のもと、検証を繰り返しました。
氷瀑を使用した主力商品をモニターの方々に実際に着用いただき、SNSで感想や商品情報を発信してもらったり、展示会などでデモンストレーションを行っていただいたりして、お客様に氷瀑の良さを伝えました。
市場への提案
まずはTシャツの下に着るコンプレッションウェア(体の動きをサポートするインナー)を提案しました。
スポーツ等で汗をかいた際に、氷瀑に含まれる「キシリトール」による気化熱を利用した冷却効果と、「メントール剤」の作用による記憶冷感(脳が記憶して持続する冷感)効果を得ることができます。
デビュー後の市場の反響
アウトドアやその他の場面でも冷たさが持続しているというお声を沢山寄せていただいています。
今後はアウトドアだけでなく、様々な場面で使用できるアイテムを提案していきたいと考えています。
今後の目標など
キシリトールとメントール剤の複合冷感加工剤を使って、市場ニーズを捉えた「氷瀑シリーズ」の更なる商品展開を図っていきます。